3-1 |
材 料 |
原糸はロープ用に適した表-1の材料、原糸だけを使用しなければならない。また、再生した材料は使用してはならない。 |
3-2 |
加工方法 |
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(表ー3)
ロープの種類 |
加工方法 |
ナイロンロープ |
ロープはロープのよりを安定させ、かつ、型崩れを防止するため、打ち上げた後110℃以上の |
ポリエステルマルチフィラメントロープ |
適切な熱処理を施さなければならない。また、特に指定された場合は、染色又は樹脂加工を |
ポリエステルマルチフィラメントロープ紡績糸ロープ |
施すことができる。 |
純ビニロンロープ |
ロープは特に必要がある場合は熱処理を、また、特に指定された場合は染色、樹脂加工を施 |
ポリエチレンロープ1級 |
すことができる。 |
ポチエチレンロープ2級 |
ロープは、特に指定された場合は染色、樹脂加工を施すことができる。 |
ポリプロピレンマルチフィラメントロープ |
ポリプロピレンモノフィラメントロープ |
ポリプロピレン紡績糸ロープ |
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3-3 |
打ち方 |
打ち方は次の通りとする。 |
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(1) ロープは三つ打ち又は八つ打ちとし、特に指定されない場合は図1のとおりに三つ打ちとする。 |
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(2) 八つ打ちロープは、Zよりストランド4本及びSよりストランド4本を、それぞれ2本ずつ引き揃え、図2のとおり交互に |
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組合わせて作る。 |
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(3) ロープを構成する各ストランドのヤーン数は同一でなければならない。 |
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(4) 三つ打ちロープのより方向は、特にしていされない限りZよりとする。 |
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(5) ロープのストランドのリード(※1)は、三つ打ちのものはロープの呼称太さ(※2)の3.3倍以下、八つ打ちのものは呼称太さの3.5倍以下で |
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なければならない。 |
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(※1) リードとは、ストランドの1回のよりてい(程)の事をいい、ワイヤロープの1ピッチに相当します。 |
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(※2) ロープの呼称太さとは、ロープの直径を呼称するものであって、直径寸法そのものは規定値としない。 |
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備 考 ロープを打つとは、ストランドをより合わせ組むことをいう。 |
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